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狭山丘陵とは

 映画『となりのトトロ』の舞台のモデルとなったといわれている場所です。東京都と埼玉県にまたがり、東西約11㎞、南北約4㎞、面積約3500haにわたって広がるこの丘陵は、首都圏に残された緑の孤島ともいえます。ここには武蔵野の里山の景色が残っています。そして、ゆるやかな丘と谷が織りなす四季折々の里山の美しい景色のなかに、多くの動植物が息づいています。

里山としての林

 里山は人の手が加えられなりたっている林です。近隣に住む人々が、生活に必要な薪や炭の原料、肥料にする落ち葉を得るためにコナラやクヌギなどの落葉広葉樹を育ててきました。里山の存在の背景には人々のその時々の生活様式も反映されています。ですので、この里山を残していくことは単に動植物の保護にとどまらず、人々の文化、歴史を受け継ぐことにもなるといえます。

開発、そして保全へ

 しかし、狭山丘陵では様々な開発が進められてきました。それに対しては徐々にではありますが行政による保全が行われつつあります。また、公益財団法人トトロのふるさと基金も、1990年代から寄付金を募り、森を買い取る運動(ナショナル・トラスト運動)を展開し、現在では28ヵ所が「トトロの森」として保全されています。